当社では、時々自費出版のお仕事を頂くことがありますが、
8月もご相談を頂き、ただいま企画を進めております。
何年も前からのお客様でもあり、75歳を超え、毎日ルーティンワークで
朝エッセイを書かれ、それを書きためられている、とても堅実かつ
エネルギッシュな方です。
数ヶ月前も、3年間書きためられたエッセイを当社で制作させて頂きました。
今回は、老人とネコをモチーフにした物語です。
いわば、演劇の台本のようでもあり、絵本のようでもあるような、とても面白い、
ネコと老人が会話する、不思議な物語なのです。
そこには、作者の方の死生観や、それを子どもさんやお孫さんに残したい
という強い思いが込められています。
以前より、何人かの方の自費出版をさせて頂くことがありますが、
皆様共通して、「思いを誰かに伝えたい」「思いを表現したい」
という強い気持ちを持ってご依頼を受けることが多いです。
当社としては、信頼してご依頼頂くということは、
その「思い」を想像し、一緒の気持ちになって「具現化」することが
とても大事だし、それがミッションだな、と思います。
また、その「思い」がより、お渡しする対象の方に密接に伝わり、
明るく良い方向になるように、調整することも大事だな、とも思っています。
(もちろんご希望でないことはいたしません!)
ということで、今老人とネコをモチーフにした絵本を企画制作中です。
日曜日に、絵本の原稿にも登場する、福岡県新宮町の相島に取材に行く予定です。
相島はネコの島ということで観光客も増えており、西鉄電車ではネコをあしらった車輌
の「にゃん電」も走っているようですね♪
↑相島のネコ
じつは相島が物語のクライマックスに出てくるのです!! 世界観を確認するために
取材するという感じで、私自身もワクワク気分です!!
というわけで日曜日が楽しみです。
絵本が完成し、掲載の許可が出ましたらまたブログに書かせて頂きますね。
それでは!!
by.上野久子
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